【報告】「令和7年度SenTIA日本語ボランティア研修会」を開催しました


2026年1月25日(日)、「令和7年度 SenTIA日本語ボランティア研修会」を開催しました。
この研修会は、個人で日本語の学習支援をしている方向けに、SenTIAが毎年開催しているものです。
今年度は「つながる・語る ボランティア交流会」がテーマでした。


冒頭、SenTIAより最近の学習者を取り巻く状況について説明しました。
現在、昼間や平日、定期的に教室に通うことが難しい「就労している学習者」が増加しており、オンラインや休日、夜間にサポートができる日本語ボランティアへの需要が高まっています。

次に、SenTIA地域日本語教育コーディネーターであり、宮城教育大学の高橋亜紀子先生より、「自分の活動をふりかえってみましょう」というテーマで、ボランティアの心構えなどについてお話しいただきました。

「皆さんにとって日本語ボランティアの場とはどのようなものですか?」という問いかけに対し、参加者からは、
・「自分も知らないことを教えてもらえる場」
・「相手のニーズに合わせて楽しく対話する場」
・「他国の文化や言語に触れ、知的好奇心が満たされる場」
といった声が上がりました。単に「教える・教えられる」という関係に固定されず、対等に学び合おうとする皆さんの意識の高さがうかがえました。


続いてのグループワークでは、自分が悩んでいることや改善したいことを書き出し、お互いにコメントをしました。
・「漢字や文法をどこまで教えるべきか」
・「会話は盛り上がるが、新しい学びを提供できているか不安」
・「学習者のモチベーションをどう維持してもらうか」
普段一人で抱えがちな課題を共有し、共感し合える貴重な時間となりました。


多様な学習者と関わってきた方や、他団体での経験が豊富な方など、様々な背景を持つ参加者が集まったことで、非常に有意義な意見交換がなされました。

講師からは、「ボランティア個人がすべてを抱え込む必要はない」という心強いアドバイスとともに、日本語サポートで即活用できるアイデアなども共有されました。

今回の研修会が、皆さんの肩の荷を下ろし、また前向きに活動を続けていただくきっかけとなれば幸いです。

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今後もSenTIAでは、日本語学習支援のための様々な取り組みとともに、日本語ボランティアの皆さんのスキルアップにつながる情報発信や、研修会の開催を続けてまいります。

仙台での日本語学習・支援について、詳しくは下記のページをご覧ください。

■SenTIA地域日本語教育ポータルサイト「仙台で日本語を学ぼう」
https://www.int.sentia-sendai.jp/nihongo/